2010年1月17日日曜日

100117 ハイチの地震とジュセリーノ予言(重複)

ハイチでM7.0クラスのかなり大規模な直下型地震があったようである。

お問い合わせをいくつか頂いている。もちろん「ジュセリーノの先行予言の中に該当する予言はあるのか?」とか「ジュセリーノの予言は当たっていますか?」というようなものだ。

どうせ聞くんだったら私にではなくて「ジュセリーノ・ワールドワイド(ワールドメイト?)」とかに聞いてほしいところだが。

まあしかたがない。

一応、発表された年間予言の1月の項目だけ見てみたのだが、あたりまえのはなしだが(※)「ハイチで大地震が」というようなものは見当たらない。

ちなみに、今年1月にジュセリーノが地震が起きると予言を公表している場所は 日本(大阪/神戸)、ペルーのリマ、バヌアツ、メキシコ沖合、アメリカのカリフォルニア、パプアニューギニアといったところ。[註1]

例によって、近年大きな地震が実際に起きた場所であるとか、いわゆる「地震多発地帯」の地名がずらずらと並んでいる。

もしかすると、単行本には別の地震の予言はあるのかもしれない。ウィキペディアもみたのだが、今年1月に起きると公表している地震予言はなかった。(註2)

それにしても、最近とみに思うのは、ジュセリーノがもし本当に「予知夢を見て警告のために書いた」というのならばだが、これはこれでものすごい論理矛盾をはらんでいることにもなるわけだが、ジュセリーノはまだそのことに気づいてはいないのだろうか。[註3]

2010.01.13

※ なにが「あたりまえ」かを説明すると少し長くなる。要するに、もしジュセリーノの当たり予言があったならば誰かがとっくに騒ぎ出していたに違いない、という意味でです。

[註1]ジュセリーノは懲りもせずに今年の一月に大阪神戸で大地震が・・・という予言を公表した。こういう人の心を踏みにじるような彼の悪行を目の当たりにすると、ジュセリーノに対する憎悪や悪感情というものを強くする人が増えるということを彼らはまだわからないのだろうか。

[註2]しかし、最近のウィキペディアのゴタゴタぶりを見るに、あるいはその内実を知るにつれ、現在のウィキペディアの記述というのもあまり当てにはできないようなのだ。もちろん、中にはまじめに記述をしたり訂正を加えている方もいるのはわかっているのだが、「ジュセリーノ・ダ・ルース」の項目も、時折現れる無記名の無責任な書き込みに対しては万全の対策がされているとは言い難いようだ。今でも「なにこれ、ただの本の宣伝じゃないの?」といいたくなるような事実無根な記述がそのまま残されていたりする。

[註3]ジュセリーノが警告のために手紙を出しているというのだったら、このような地震多発地帯で起きる地震についての警告をしたところであまり大きな意味があるとは思えない。警告を出すんだったら普段大地震など起きないと思われる場所についての警告を公表したほうが意味はあるだろう。では何故ジュセリーノは懲りもせずにこのように地震多発地帯であるとか、近年大地震があった場所についての「警告」ばかりを公表するのだろうか。これって変でしょう。かなり前に「地震多発地帯で起きる大地震の予言だったら、ジュセリーノは何回同じような予知夢を見たんでしょうねw」という冷笑調のコメントがあったが、今思い返すとホントにそのとおりだなと思う。