2007年6月5日火曜日

070605 外れ予言一覧表 その2

【ジュセリーノ予言の真実 0605】 ジュセリーノ外れ予言一覧表 その2

「みち☆まり」さんから送っていただいた「ジュセリーノの予言一覧表」から、当り外れの検証をしたものである。まあ見てのとおりほぼ全滅状態である。

自分としては自分のブログで「こんなもの」を紹介する意味ははっきりいってないと思っている。「こんなもの」という言い方をしたら反感を買うのは承知の上で言うのだが。

だがしかし今ネット上にはこれといってまともなこのような誰にでも判りやすい過去の予言の一覧表のようなものがないというのもまた事実で、誰かがそれをカバーしなければならないというのもまた見逃してはいけないことなのである。というか、そう説得されたのであるが。

まあそれで、いろいろと話し合いをして、「当り外れのはっきりしないもの、わからないものはそのままにしておく。あとで判った時点で更新のさいに追加する」ということですり合わせが完了して、一部書き改めていただいたりしてここに掲載することとなった。

したがって、判定の中身に関しては自分は一切関知はしていない。とりあえず「掲載する場所はお貸ししている」が、表の中身に関してはすべて「みち☆まり」さん達の調査結果に基づくものである。以上。













































































































































2007年 1月
a)ブラジルの空港の混乱は続く、帰国者による暴動。
外れ。「暴動」の報道なし。
b)リオ、サンパウロ、北東部の州でデング熱の流行の兆し。 タイプ4と5(未分類の新型)であるが、その事実は国民には明らかにされない
外れ。新型(五型)発見の発表はなし。というか公表されないんじゃ判定のしようがない
c)ブラジリア(国政)で新たな政治スキャンダル。

不明。でもこういうことはブラジルでは日常茶飯事の出来事のようです。
× d)イラクでの暴動。サダム・フセインの死刑に抗議。何十人もの死亡者。
外れで確定。ただし、自爆テロを含む暴動による死者数は駐留外国人を入れるとこの数では済まない。したがって予言としては不可。
e)(ブラジルの)南地域で干ばつ(パラナ、サンタ・カタリーナ、リオ・グランデ・ダ・ソル)、被害は前年以上。

外れ。被害は前年以下とのこと(地域割の表現があいまいなので単純比較はできない)
f)インドネシアで大嵐。多数の死者と家屋被害。
不明。大嵐による死者の報告はあり。多数かどうかは不明。
g)シリアで反乱(抗議行動)、死者多数と暴動を生む。

不明。「反乱」でなくて「デモ」ならば日常茶飯事。
2007年 2月
a)ハイチ国の犯罪の増加。いくつかは政治的理由で隠蔽。その事実は後日明らかになる。

不明。明らかにされないのでは判定不可能。
b) (ブラジル)国内で喘息(健康)の問題。その地方(州)で対処策は施されない。事態は悪化する。

外れ。喘息に関する悪化の報道なし。
c)アマゾン流域先住民族イアマミ人居住区にマラリアが急速に広がる危険。

外れ。マラリアに関する報道なし。先住民族に関する特に大きな報道なし。
× d)イラクで抵抗勢力による新たな攻撃。
不可。
これでは「予言」ではないでしょう。イラクには「抵抗勢力」はいっぱいあるからです。
e)テレビ番組「A Redo Globo」は前年の「Big
Brother Brasil」よりも高視聴率になる。

不明。報道なし。
f)サンパウロではサンバグループ「Vai Vai」が優勝する(可能性)。
外れ。
g)そしてリオ(のカーニバルの)優勝は「ベイジャ・フローラ」。

当り。
h)チャド(アフリカ)で大きな恐怖。反逆(反政府運動)や分離独立運動。

外れ。2月には大きな事件はなし。(ここ一年以上膠着状態なのだそうです)
i)ブラジル国内でのデング熱。多くの地方での流行が問題になる。
外れ。大きな問題にはなってなかった。(『危機』を訴えた新聞?はあったようです)
2007年 3月
a)イギリスで高温による水不足問題。そしてフランス、ポルトガル、スペインへ広がる。(水の配給の必要)

外れ。特に深刻な被害の報告なし。まず高温の被害がそれほどでもなかった。
b)ブラジルのテレビ番組「Praca e Nossa」の(主役の)
Ze Bonitinhoに問題が。番組終了の危機。


外れ。特に報道なし。
c)日本の東京で地震が起こり、パニックになる。
外れ。Terremoto no Japao em Toquio, は「東京で地震」の意味です。
× d)パレスチナとイスラエルの衝突が起こり多くの死者が発生する。また、イスラエルの首相の暗殺が計画される。

不可。暗殺計画が持ち上がったどうかが明らかではない。
e)アルゼンチン政府のマニフェスト発表。南米全地に新たな危機をもたらす。
外れ。報道なし。(政府による声明はあったが危機ではない)
× f)アマゾンの森林保護地区の不法伐採は直轄の関係者によるものである(と明らかになる)。
不可。ブラジル人曰く「いつものこと」だそうです。
g)グリーンランドで新たな氷層移動がみつかる。地球温暖化の証拠。
一応当り。報道あり。でもジュセよりもずっと前から指摘していた人は何人もいたので「パクリ」といわれてもしかたない。
2007年 4月
× a)リオで非合法麻薬販売組織の暴動。パニック。


論外。予言としての価値なし。「大阪・関西地方で犯罪が多発する」という予言と同レベル。
b)インドネシア、中国、マレーシアで新型の鳥インフルエンザ。
外れ。この三ケ国からは「新型」の報道なし。
c)リベイラオ・プレット、キャンピナス、アラカチュバ、ババサーダ、サンティスタ、リオ、あるいは北東部で大嵐とデング熱のふたつの

大きな問題が起きる。

外れ。報道なし。というか地名の出しすぎ。
d)ボリビアとチリで大規模な抗議行動。

外れ。
e)アメリカで竜巻が町をいくつも壊滅させる。国家的規模の損失。


外れ。被害は例年以下との報道あり。数の問題はともかく後半部分に注意しないといけない。)
× f)(ブラジル国内では)14日から21日にかけて良い天気が続く。各地のビーチは人で賑わうが…

下の予言と合わせて判定すべきでしょう。
g)…そして22日に大嵐が起こり、北東部、北部、南東、南部で洪水と嵐が。
外れ。上の予言と合わせてなくても単独でも外れ。
× h)反米勢力(の反対勢力?)が昨年(の選挙で?)破れた巻き返しをみせる。
不明。この文章のこの部分、主語がはっきりしていないらしい。それで、これではどっちがどっちに勝ったのかがわからない文章らしい。


こんにちわ。みち☆まりと申します。ときどきかまたあきよしさんのところにメールをしていて取り上げていただいたりしているので名前くらいはご存知の方もいると思います。わたしは12月にこのジュセリーノという人の予言のことをテレビで知ってから、この予言が本物なのか、このジュセリーノという人はどういう人なんだろうかというようなことをずっと退屈しのぎ半分で調べたりしてましてその結果みたいなものが出るたびに一方的に押し付けるような感じでメールしてきたのですが、予言の当否一覧を作製しまして「ブログに載せてはいただけないかな」とお願いしたところ、いくつかの点で問題を指摘されました。

ひとつは、当たり外れに対して厳密に挑まなくてはならないということです。はっきりしないものに対して無理矢理に「当り」であるとか「外れ」であるとかの判定をつける必要はないというのがかまたさんのポリシーのようでしてそのことを指摘されました。

もうひとつは「文章に感情を込めない」ということで、これが私にはなかなか出来ないことなのです。「絵文字程度なら~」ということでその部分だけは残してもらいました。

かまたさんはこの一覧表をジュセリーノの予言を否定する人だけのものとしては考えていません。広い意味での肯定派やジュセ信者さんたちにも通用するものでなければ「代わり」のものにはならないというという考えです。

そうです。わたしの考えで、かまたさんも考えていたこと、合致している部分は今のウィキペディアが全然役立たずの状態で、さらにウィキペディアからリンクされている「オリハルネット」のジュセリーノの予言の一覧表が「ジュセリーノの予言」の一覧表になっていないことに対する怒りというか腹立しさという部分です。なんすかねぇ、あのオリハルネットを見たときのキモチ悪さって。

ということで指摘されたところを何度かお直しして送ったところやっとOKがいただけました。このようにして陽の目をみることになりました。かまたさんには、さらに表組やフォントをかえるなどしてさらに一層見やすい一覧表に仕上げていただいて非常に感謝しておます。

御批判やさまざまなご意見はあると思われます。しかし、これが中立的な立場から見たジュセリーノの予言の正当な評価ということになるのではないでしょうか?

ご意見がありましたならば、かまたさんがメールで受けていただくということですので、かまたさんあてにメールでよろしくお願いいたしますです。ではでは。(みち☆まり)