2007年5月24日木曜日

070524 決定的な証拠画像(笑)

【ジュセリーノ予言の真実 0524】 決定的な証拠画像(笑)



これがその「偽造の疑いが強い」ジュセリーノがマイアミヘラルド新聞社国際版編集部から受け取ったといっている手紙の「画像」である。

この画像を送ってくれた方はこのブログで公開することを望んでいる。
そういう前提で送っていただいたものであった。

ただ、自分はあくまでもひとつの例としてこのことが指摘できれば良いと思っていた。なので記事の中で触れただけでその画像そのものをここに載せることには余り積極的ではなかった。

細かなことだが、やはり「著作権」であるとか、そういう世俗的な縛りごとのことを考えてしまっていたからである。

その「画像」を送っていただいた方と今日(23日の夜)メールをやりとりしていて気がついたことなのであるが、その画像をこのブログで発表したって別にどってことはないんだった。

なにしろ、ジュセリーノが「自分が出した911の予言の手紙の返事をマイアミヘラルドから受け取った。これが証拠だ」とマスコミに向けて公開してしまったもの(この時点で私信ではなくなる)であるし、そもそも、この手紙を書いたのは(ジュセリーノの主張に従えば)マイアミヘラルドの人間である。しかし、マイアミヘラルド側はこの手紙を書いて送ったことは否定している。

つまりこの手紙、「差出人不明の怪文書」ということだ。

もうその時点で著作権もへったくれもなかったのである。
その方もブラジルあたりのネットで公開されていたものを見つけて保管したものだと言っている。

まあそういうことで(一日延びてしまったが)その画像をここで公開することにした。

聞けば、同じような物(同じ手紙)がたまの本にも掲載されているという。その方によると、細かな部分(サイズであるとかインクのかすれ具合とか小さな汚れ)に違いはあるものの元となるものは同じであろうとのことだ。

この画像のほうがたまの本に載っている画像よりもオリジナルからの複製回数は少ない可能性は高いし、両者を見比べてみると鮮明度も高いとのこと。

(その方は、原著あるいは雑誌などから直接スキャニングかコピーをしたからではないかなと推測されている。つまりたまの本に載っている画像は・・・)

名前と住所の間に明らかに細工をした個所があることがわかるが、それは住所の地番の行を切り取るかマスキングしたためであってこの件の偽造とは関係はないと思われる。

これを見れば、前日の記事内で「この手紙は一気に打ち出されたものではない」「切り貼りの疑惑は当然浮かび上がってくる」と自分が書いたその理由はわかっていただけることかと思う。

あきらかに署名に被っている個所のフォントだけが違うというのは見て取れるし、欧米でのこういう手紙の形式に対して詳しいという人ならば特にこのことの「異常性」については一発で見てとれることだと思う。

あと、この画像をこのブログで掲載したことに対して「たま出版」がどんな反応を示してくるか、ちょっとだけ楽しみでもある。無視するかやっぱり(笑)


【追記】
この画像を公開したところけっこう反響が多かった。
中にはその画像を送ってきたという人を紹介してくれというおかしなメールもあったが。

そんなことをしなくてもブラジルのアンチジュセリーノのHPやブログを丹念に探してゆけば今でもいくらでも出てくる画像らしい。

その送って来てくれた方によるともっと鮮明に問題の部分を拡大しているものもあるのだそうである。

この方からは別の、ネットに流れているその決定的ともいえる画像を数枚ほど送ってきていただいた。
その一枚はここでも紹介した。

でも、「決定的」なんて言葉を乱用すると馬鹿に見えてしまうので慎んだほうがいいのだろうが。