2007年5月27日日曜日

070527 ジュセリーノの予言の嘘2(携帯用)

ジュセリーノの予言の嘘2(携帯用) 
携帯用1 携帯用2 ジュセリーノ予言ここが変!(携帯用) 2006年の月別の予言一覧表-結果判定入り-(携帯用)
【携帯端末でも見やすくしたページです】
■ブラジル人の自称予言者「ジュセリーノ」という人が、「7月13日に大きな地震が起こり日本に津波が押し寄せる」という予言をしていることが話題になっています。■この予言は本物なのでしょうか?本当に今年の7月に大地震と津波は来るのだろうかとまたもや心配をしている人は多いと思います。■この予言についてもう少し詳しく書きますと、もともとは「今年あるいは来年の7月13日にアジアのどこかの国に地震と津浪が来る」という非常にいい加減な内容でした。■それがいつのまにか「アジアの国」の部分が「日本」に変えられて、しかも津浪が起きるの部分があるのかどうかさえも怪しい状況になってしまったのです。果してジュセリーノは本当にその後この予言を「日本に」と変えたのでしょうか?「津波が起きる」の部分を訂正してしまったのでしょうか?■是非とも「たま出版」にはジュセリーノの口から出たものであるという証拠(ジュセリーノ自身の直筆の文章であるとか肉声)を提出していただきたいところです。■ジュセリーノという人は自分の予言でも大切なものは必ず事前に公証所に書類を届け出を出していると言っている人です。ですからこの予言にも必ず公証所に届けたという書類ぐらいはあるはず。■もしそのようなものでもないと「たま出版」がジュセリーノの予言を勝手にねつ造したという疑惑も生じてくると思われますでしょう。

■それにもまして問題にしなければならないのは、この予言の「今年、あるいは来年の7月13日」という部分でしょう。■これでは(不謹慎な話ではありますが)もしどちらかの日に本当に地震があっても(津波が起きたとしても)完全に当ったということにはなりません。存在自体がはじめから半分しか当らないというものでしかないのです。■もちろん、「今年の7月13日から来年の7月13日の間に地震(と津波)があった」としてもこの予言が当ったということにはなりません。■元々、ジュセリーノは「911テロ」であるとか「インドシナ津波」の日付までも正確に予言したと主張していた予言者です。■そんな予言者がこのようなあいまいな予言をしたのですから、これでは今までのジュセリーノの主張全てが「嘘」だと思われてもしかたがないのではないでしょうか。■実際、ブラジルでは、その予言を事前に書いて届けたという「公証所届けの書類」や各国の大使館などから受け取ったとジュセリーノが言っている「手紙」に対する疑惑や「ねつ造の証拠」の報道がされております。(このことはこのブログの他のページで書いております)

■「3月に東京に大地震があり、パニックになる」という予言がありました。しかしその予言は見事にはずれてしまいました。■私は多くのブラジルの人とメールを交換して、あの予言は「東京の大地震」のことであり、「日本に大地震」という予言ではないのだということを確認したところです。■しかし、韮沢氏はあれは「日本のどこかで大地震があり、東京がパニックになる」ということだと言っているのです。つまり、あれは能登地方を襲った大地震のことであり予言は当ったというようなことを言っているのです。■これは外れたジュセリーノの予言を勝手に解釈して予言が当ったかのように言っているだけでしかありません。■その3月の予言は、ジュセリーノがブラジル人相手にポルトガル語で書いたものですから、ジュセリーノが「あれは日本のどこかで起きる地震のことだ」などと言うはずがないのです。■しかも韮沢氏は勝手に解釈しただけではなく、さらに「ジュセリーノとの会話(やりとりと表現)」というようなものをねつ造して、まるでジュセリーノが「日本で地震があったこと、予知が当ったということを満足していた」などと嘘までついて私たちを騙そうとしています。■私は、このことは非常に許し難い行為であると思っています。■その韮沢氏がまたもや懲りずに「7月13日に大地震がある」などと書いてもそれは信用することではない。それが私の見解です。

■機会があればパソコンでこのブログの残りのページを一度じっくりと読んでいただければ幸いです。(かまたあきよし)

■追記 7月に入ってからなのですが、たま出版のHPから7月に起きる地震についての記述の部分から「津波」という文言が削除されました。本の中では第三版からはこの「津波」という記述はすでに削除されており、これで7月13日に起きる災害に関しては「地震」のみというのが「たま出版」側の主張ということになったのだと断言して差し支えないでしょう。■これではまたもや3月の地震と同じで、どこで地震がおきても「予言は当ったのだ」というための下準備をしたのと同じことです。■以前韮沢氏は自社のBBSで「ジュセリーノの予言に関しては正確ではないものが出回っているようです」と書いていました。これに関してはまったくそのとおりだと思います。問題なのはその正確でないものを出回らせている張本人がその「たま出版」と自分自身だということなのですが、その反省というものはあるのでしょうか。いつまでこういう人騒がせなニセの予言というものを世間に流行らせるつもりなのでしょう。

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