2007年4月9日月曜日

070409 メールと2ちゃんねる 2

【ジュセリーノ予言の真実 0409】 メールと2ちゃんねる 2

さて、2ちゃんねるの「ジュセリーノの予言4」にて
TOMO氏がご自身のメール二通と自分が返したメールを開示してくれた。
そのことには感謝する。

で、こちらにも同じものを載せておく。


>はじめまして。
>いつも楽しみにブログを読ませてもらっています。
>名前は『TOMO』と言います。携帯から失礼します。
>未来からの警告を読みました。
>そして一つ気になる事に気が付きましたので、メールしました。
>それは的中率の低い2007年の予知文書についてです。
>今の所、まともに的中と言えるのは、わずかですが、本を読み、あれっ?と思ったのです。
>この予知文書に書かれている内容ですが、別の年の予言と思われる物が、数多く書かれているのです。
>もちろん今年起こる筈がありません。当然、的中率は大幅に下がります。
>この予知文書を作成したのは間違いなくジュセリーノです。
>的中率の低い予知文書はこの誰もが注目する2007年の予知文書だけの様です。
>では、何故ジュセリーノはこの予知文書を作成し、目立つ様にHPに載せたのでしょうか?
>答えは一つしか無いと思います。
>【あなたの様な人を作る必要がある】からではないかと考えます。
>おそらくこの文書が無ければ、否定派と呼ばれる人の数は今よりはるかに少なかった筈で、この先、予言を信じる人が多くなりすぎると、人のする行動は悪い方へ進む事が多くなると思います。
>仕事をやめてしまう人。犯罪を犯す人。
>ジュセリーノはこの様な予知夢も見たのではないでしょうか?
>つまり2007年の予知文書は予言回避の為、作られた予言文書かもしれません。
>あなたがブログを使ってしている事。
>それがジュセリーノの狙い通りだとしたら…。
>この話はあくまで、私の推測です。全然的外れなのかもしれない。
>だから今まで通りジュセリーノ叩きは続けて下さい。
>長文、失礼しました。

2通目


>朝は早々からのメール失礼しました。
>いい忘れた事がありましたので、少しだけ追加します。
>以前、たま出版掲示板にて、韮沢さんのコメントに次の様な発言がありました。覚えている限りですの>で、本文とは多少違うかもしれませんが…。
>「ジュセリーノから韮沢さん宛てへのメッセージの中に本を出す事により起こる変化の予言がありました。」
>これは本を読んだ人の中に私が感じたのと同じ様に2007年の予知文書に疑問を感じる人が多く出現する事を示していると、思います。
>韮沢さんのコメントは続きます。
>「本の中に月別予言表を載せるのを忘れてしまいましたので、近くコラムに翻訳したものを作成し、載せたいと思います。また4月11日付けの東スポにも載ります。当たり・外れは関係なく紹介する事にします。」
>これは本を読み、疑問を持った人への対策とし、ジュセリーノが韮沢さんに頼んだ事かもしれない。
>韮沢さんが紹介する事によりやはり2007年の予知文書は本物なんだ。と思わせる策に見えます。
>まだ、ジュセリーノを否定する人が多い方が、バランスは保たれる時期である。と、ジュセリーノは考>えているのでしょう。
>最後に一つだけ、あなたが以前、おかしいと言い続けた予言と似た文章を、未来からの警告より紹介します。
>2015年・ポルトガルやイギリスで過去最大の干ばつが始まり、4月までフランスやスペインに広がる。
>
>やはりこれも3月頃の予言ですね。
>ではこれで失礼します。


それに対する私(かまたの)返事である。



前略、メールありがとうございます。実は同じような内容のメールを既に何人かの方から頂戴しております。
私自身はこの「未来からの警告」という本そのものにはまだ目を通してはおりませんが、0403の項で私が触れたのはこの部分のことでもあります。
つまりそれは「単純に誤植、あるいは編集の不手際の可能性が高い」ということです。

その責任は、そもそもブラジルで出版された原書にあったものなのか、あるいは日本語版を翻訳編集した「たま出版」側にあるのかなのですが、「たま出版」側のミスであると思われます。
もしはじめて「たま出版の本」を買われたというのであればショックを受けられるかもしれませんが、「たま出版の出す本」においてこの程度の誤植はごく当たり前のことだったりします。
その「未来からの警告」という本を手に取って実感されたことでしょうが、製本・装丁両面において「たま出版」の出す書刊本の質、ここ数年は劣化の道を辿っています。

その点を踏まえて私は「まだ買うべきではない」と述べたわけなのですが。

また、さらにこの点が明解になるまでは、この後に続く部分の「可能性の有無」に対して答えるというのは時期早々かと認識しております。
あるいは私自身が「その当事者」として答えられる性質の質問ではないとの認識もしております。
もし前段の部分が明解になった場合には「あくまでも一般的な考え方として」という立場でお答えしたいとは思っております。
以上です。これからもブログのご愛顧をお願いいたします。


以上

まず端的に問うとする。


>答えは一つしか無いと思います。
>【あなたの様な人を作る必要がある】からではないかと考えます。


つまりそれは「単純に誤植、あるいは編集の不手際の可能性が高い」ということです。

どちらの可能性がより高いかだ。それをまず考えてもらいたいのであるが。

次に、これは一般論として言わせていただくのだが。こんな不完全な仮説を提示されたって普通ならばなんとも答えようがない。というか(悪く解釈すれば)ただ、かまたを黙らせるためだけに掲示板と連動とさせてこんな内容のメールを送ってよこした、と勘ぐられてもしかたがないんじゃないか。
(もういちど、掲示板の書き込みと自分の書いた文章を順番に読んでみてくれ)

で、訊きたいのはその「返事がくるはず」という確信はどこから来たものなのかだ。それについて答えて頂きたいのである。普通ならば無視するような内容だよ。
ジュセリーノの予言の真実 0403 

というか、つい今しがた知ったことなのだが、やはりというべきか、
たま出版から発売されたジュセリーノの本は内容的にかなりミスが多く、
すでに第二版では校正中だという話である。まあいつものことだが。
(※第二版→第三版 BBSでの韮沢氏の書き込み3.30より)
だからまあ、あの本を(新刊本で)買おうと思っている人がいるのならばだが、
もう少し待ったほうが賢明かもしれない。
(中略)
まあ、一番いいのは買わないことなんですけどね。

自分もいずれはこの本を読むことになるのであろうが、
少なくともミスだらけの初版についてあれこれ考えたりすることが
大いなる徒労に終わることだけは間違いなさそうなので、
もうしばらく様子を見るつもりでいる。


TOMO氏はこの部分を読まずに(あるいは忘れていて?)、かまたにこういう内容のメールを送ったということなのだろう。それはまあよしとする。

で、かまたからの返事を読んで「驚いた」というのであろう。
しかし果して私(かまた)の返事の内容って驚くようなことであろうか?


>私とは考え方が違いすぎます。


そのくらいのことはメールを出す前に気がついてほしいところだ。むしろ自分としてはどこに共通点といえるものがあるのかを聞きたいくらいである(笑)


さて、自分としてはこれで(開示されて)言いたいことが書きやすくなったことなのだが、「ひとりよがりされては困る」というのは


>14
>今日中には何らかの形で、答えをくれる筈です。
>更新が止まる様な事にならなければ、よいのですが…。

と書かれている点である。
何故「今日中」なのだろう。どこにその期限が明示されているのだろう。勝手に決め付けてはいけない。人それぞれである。実際自分が頂いたメールに対して返事をするまでには、内容にもよるが大体1日~2日の間隔があいている。自分がTOMO氏に対して翌日すぐに返事が送れたのはすでに同じような内容(論旨も含めて)のメールを2通ほど頂いていたからだ。悪く言えば免疫が出来ていたからだ。

また、もしなんだかの(別の)理由でメールの返事がこずにブログの更新も止まったとしたらTOMO氏は、かまたが「あなた(のような人)がアンチのブログを立ち上げたりするのもジュセリーノにとっては予想内のこと」という説を受け入れたから更新できなくなったのだとでもいいたかったのだろうか。
というか、そう読めてしまうよ このメールを出しておいてあんな書き込みをしたのなら。そこに腹が立つのだ。こんなひとりよがりはやめてもらいたいと。

そんなわけがないじゃないか(笑)
そんなことでブログの更新を止めるわけがない。
TOMO氏は私のブログを愛読してくれているそうだが、彼はわたしのことをどんな人間だと見ていたのだろう。

もちろん、その本に書かれている内容を丸ごと信じたいというのであればそれはそれで構わない。それは自由だ。が、少なくとも、韮沢氏はBBSで


御購読いただきありがとうございます。
ご指摘の部分は年表の入力ミスで、
3版で訂正になります。申し訳ありません。(中略)
その他、文章上の訂正などが出た場合は、
増版にて訂正になりますので、ご了承ください。
と初版の年表部分にミスが出ていることを認めているわけだし、

「たまの本はミスが多い」と言っている人間(かまた)に対して書いて寄越すのであれば最低限、事前に直接たま出版に電話するとかメールするとかしてその部分は本当に(原書に追随しているのか、あるいはジュセリーノ本人の意思であるのか)正しいのか、その部分が本当にたま出版側のミスでないと確認するくらいのことはして欲しかったところなのである。

というか、世の中には実際に直接たま出版に電話をして言質をとったという人がいるのである。その方からのご報告は受けている。そういう人の書いて寄越したことならば論旨はともかくその人の行動力には敬意を表するのだが。

そういう人からの後にこういうメールを受け取ったなら本当ならば「だから?」の一言で片付けたっておかしくはないはずだ。

で、もし、ジュセリーノが本当に


>この先、予言を信じる人が多くなりすぎると、人のする行動は悪い方へ進む事が多くなると思います。
>仕事をやめてしまう人。犯罪を犯す人。
>ジュセリーノはこの様な予知夢も見たのではないでしょうか?
>つまり2007年の予知文書は予言回避の為、作られた予言文書かもしれません。

などと考えるような人間ならば、つまり予言者であろうがそうでなかろうがだ、一番良いこと、それは怪しげな予言などはじめから口にしないことだ。
「911のテロを予言していた」とか「フセインの居場所を米国に通報した」だの自分の予知能力を誇示するような真似などしないことが一番のはずである。

言葉が人を恐怖させることは良くないことである。形を変えて言うのであればそれは「言葉によるテロ」になるからだ。

そう、デタラメな予言は「決して人を救わない」どころか確実に人を不幸にするのである。

本当にジュセリーノの予言というものを真剣に考えているというのであれば、ジュセリーノの予言というものが本当に日本に住む人々に対して「良いもの」を与えているのかどうかから考え直してもらいたいと思っている。

私のこのブログで「救われた」と書いてきている人はとても多い。もう180人は超えたかもしれない。しかしひょっとするとこれはほんの氷山の一角なのかもしれないのだ。というかむしろその可能性は高いのだろう。

もし自分に出来ることがあるとすれば、それはやはりこうして毎日のように記事を更新し続けることなのである。そしてそれで少しでも何かが動き出すまでは力を抜かないことなのだと確信している。

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【追記】
自分はなるべく過去記事は何度も見返すようにしている。変な個所で論理的な不一致が出ないように気をつけているということもあるし、翻訳のミスなどがあったことが判明したときにはなるべくすぐに訂正をするように心掛けているということもある。

しかしこの0409の「メールと2ちゃんねる」だけは正直あまり読み返したくはないというのが本音のところである。
後味がよくないからである。やはり論理的に脆弱なものしかもっていない予言肯定論者を公開の場で晒し者のようにしてしまったことに対する一種の後ろめたさのようなものは否めないからである。

実際このあと2ちゃんねるの当該のスレではこの自分に対する罵詈雑言のようなものが激増してしまったようである。しだいに自分も2ちゃんねるは見なくなってしまった。それに重要なことが書かれていたりすると親切に教えてくれている人がいるので実際あまり困るということはないし。

などといっては見たものの、あとになって腹が立ったことがある。

それはそのメールを寄越した「TOMO」氏なのであるが、そのピックアップしたレス(書き込み)の前にもいくつかレスをしているということが判明したからである。これは某氏に教えられて初めて知ったことであるのだが


8 本当にあった怖い名無し 2007/04/05(木) 05:59:10 ID:XbnrJJUiO
必死に否定するブログがたしかあったな。
どこだっけ?

14 本当にあった怖い名無し New! 2007/04/05(木) 13:09:12 ID:XbnrJJUiO
今日、ブログの主宛てに、私の考えをぶつけて見ました。
今日中には何らかの形で、答えをくれる筈です。
更新が止まる様な事にならなければ、よいのですが…。


IDが同じなのでほぼ同一人物の書き込みと断定できる。

8 本当にあった怖い名無し 2007/04/05(木) 05:59:10 ID:XbnrJJUiO
必死に否定するブログがたしかあったな。
どこだっけ?


と書き込んでいる人間がメールでは


>はじめまして。
>いつも楽しみにブログを読ませてもらっています。


である。なんなんだコイツは。
専用ブラウザのIDポップアップ機能であれば自分もすぐに気が付いて
あんな真面目な対応なんかしなかったであろう。ったく腹立だしい限りである。

いまでもこのTOMO氏、懲りずに某掲示板などでもこのコテハン(固定ハンドルネーム)でいろいろと好き勝手なことを書き込んでいるようである。

まあその某氏によるとだが「TOMOのOをAに置き換えると人物像が浮かび上がってきますね」だそうである。なるほどね。

とはいえ思わず自分でも感動するようなことも書いてあるのを見つけてしまった。

言葉が人を恐怖させることは良くないことである。形を変えて言うのであればそれは「言葉によるテロ」になるからだ。

そう、デタラメな予言は「決して人を救わない」どころか確実に人を不幸にするのである


感動した。こんなことを言うとアホみたいだけれども。というかどこからパクってきたのだ4月9日のオレ、教えてくれないか?

そんなへんな気分でございます。
(2007.07.29)