2007年2月24日土曜日

070224 2007年3月東京地震予言について(その1)

【ジュセリーノ予言の真実 0224】 2007年3月東京の地震(1)

とにかく、ヤフー(yahoo!JAPAN)はたいしたものだと思うね。

あっというまに圏外転落です。他のサイトが上がったので自動的に落ちたとは考えられないので、機械的に(何か法則というか理由があって)落ちたのでしょう。

うーむ、わからないなぁ。特にこれといって怪しげなオカルト系の、たとえば占い師とかがスポンサーに憑いていたりしているのではないのだが。もしそうだったら自分のような反オカルト、占い否定のブログが下に下げられたり、あるいは削除されてもそれはしかたのないことなんだが・・・


と、さて、今まで、NSさんやJYさんといった方から、「オリジナルのジュセリーノの予言」というものを日本語に訳したものの一部はいただいており、その内容には差異といったものがほとんどないので、それを「オリジナル」だということでここでは話題を進めてきたのだが、日本のネットなどではその「オリジナル」を巡って「贋物騒動」が勃発している。非常にアホくさい騒ぎなので黙っていようと思ったのだが。

真相は、やはり、NSさんが触れていたとおり、ジュセリーノがかつて発表してした自分の予言に、あとから若干手を入れただけである。

また、彼は2007年の予言というものの直筆(タイプ打ちしたもの)を画像としてアップしている。

その画像
http://www.jucelino.daluz.nom.br/cartas_prev2007.htm

その中にひとつ我々日本人ならば懸念しなければならない個所がある。
上から2枚目の下から6行目から始まる「3月-2007年」の、下から三行目
「 ・・・C) 日本にある東京で大地震(註) パニック状態になる・・・」の部分である。(註1)

しかし、よく読むと、「日本で大きな地震 パニック状態になる東京」と書いているようにも読めてしまう(JYさんの解説)からだ。

これならば、日本の何処ででも大地震が起きれば、(東京で騒ぎ出す人はいるであろうから)ジュセリーノの予言は当った、ということになってしまう。

もちろん、東京に大きな地震があればきっと「ジュセリーノは本物の予言者」と言っている人たちは喜んだりするんだろうけど。(不謹慎な連中ではあるが)

この文章が予言だとするのならば、どっちにしても(三月中に東京でも東京以外の日本国内どこかで大きな地震が起きれば)当ったことになってしまう文章である。

この程度の予言をされても困るだけなんだが。

自分としては、それよりも、大体にして、他の予言をみると、やれ「島が沈む」とか「大虐殺がある」とかやたら大仰な予言が並ぶ中に「震度4くらいのやや強い地震がある」という非常におとなしい予言が並ぶこと自体にもの凄い違和感を感じるのであるが。

普通の判断力のある人ならば、この時点でこのジュセリーノの予言というものが眉唾物であることに勘付くはずなのだが。

まあね、そんなことよりも、今まで彼が「自分は予言が当った」として持ち出して来ている出来事をまずひとつひとつ検証してゆけば、そのおかしな部分についてはいくらでも気がつくことができるのだが・・・

それでもまだ、世の中には(特に日本には)ジュセリーノを予言者として崇め立ててその予言の真実性を広げようとして止めない人たちがいる。

目的はなんなんだろう。(もちろん大体は勘付いてはいるが)なんか本気でそんな彼等がかわいそうに感じてきた。それは、8年前に自分が向き合った連中のことを連想してしまうからなのだが。(つづく)

註1 ・・・ C) Terremoto no japao em toqoio, provacara panico・・・の部分
terremotoという単語自体が大地震という意味が強い(らしい)。日本でいえば震度4クラスか。そのくらいでないとterremotoにはあたらないんだそうだ。まあ、日本でも震度3くらいの地震が起きてもパニックにはならないだろう。せいぜい山手線が止まったり、場所によって停電する個所が若干でるくらいか。