2007年3月23日金曜日

070323 予言者のとるべき態度

【ジュセリーノ予言の真実 0323】 予言者のとるべき態度

もちろんこのブログを読んでいるという人ならばご存知の方も多いだろう。
22日関東地方で小さな地震があった。震源地は埼玉で震度でいうと3くらいだそうだ。

東京にいる知人の話はまだ実際には聞いてはいないが、目黒(中目黒駅近く)に住んでいる人のはなしとしてだが「気がつかなかった」というくらいのものだったそうだ。伝聞として自分の耳に届いてきている限りだが。

まあなんにしてもこれをジュセリーノの予言と結びつけるのにはいくらなんでも無理があろうというものだ。全然パニックになっていないし。

しかし、今さっきそういうジュセリーノの予言関連の掲示板を見て回ったのだが、いるんだよなぁ。そういう馬鹿野郎共がさ。「ほら、当ったじゃないか!」とかの書き込みがあった。

中には、「これは前震で数日したらもうちょっと大きいのが来るんじゃないのか」とか書き込んであったりして、まあこういう人間は正直なのか、それともとことん性根が腐っているのかはわからないが、どっちにしてもまったくもって不謹慎極まりない人間だなぁと少し腹を立てているところでもある。

そこまでして「ジュセリーノの予言」が当ったということにしたいのか?こういうことを思っている連中、書き込む人間にはこういう質問をして答えを聞いてみたいものだと思っている。

「では何故ジュセリーノは一昨年あった震度4レベルの地震に関する予言は残さないで、こんな小さな予言を見通したのか」と。

だからたとえ可能性としてジュセリーノが(予知能力があるという意味で)本物の予言者だとしても、その能力は極めて低くお粗末なレベルでしかないということだけは逃れようのない事実として突きつけられることになるのだが。

まあだからもし自分がジュセリーノに対して何かを言える立場の人間であるのならば、
「あなたのような能力のない予言者は迷惑だから、沈黙を守ってもらいたい、そういう態度を貫いていただきたい」ということだ。

もし彼が自分のことをいまだに「敬虔なクリスチャンである」というのであるのならばだが。

でなければ一刻も早く自分のついてきた嘘を白状してもらいたい。そっちのほうがよっぽど世のため人のためだ。ジュセリーノという予言者のためにいらぬ不安を感じたという人はとても多いのだから。

さらに言うのなら、こういう迷惑な予言者なんぞいなくとも地球温暖化に対する人々の真剣な取り組みは着実に進んでいっているということも併せていっておくか。

むしろこういう「矮小化」された予言みたいなもののほうがどれだけ「真剣に地球温暖化阻止のために活動している人たち」の邪魔になっているのか、そのことも真剣に考えてもらいたいのである。




【追記】 
この記事に対する反感や反論というものを結構な数頂戴した記憶がある。要するに「地球温暖化」に対する誤解に基づいてはいないかという主意、趣旨のものだった。

まあこのころはこのブログで書いていたのはあくまでもジュセリーノという突如現れた自称「予言者」の虚構を暴露することだけといってもよく、こののち民主党の代議士連が中心とするジュセリーノを持ち上げる政治的な動きが顕著になったのちに彼らの主張するところの「地球温暖化のシステム」がどれだけのまやかしであるかを説明する必要があったので「地球温暖化阻止」を訴えている人たちに対する批判はここではまだしていない。だからといってこれを読めば自分は別に「地球温暖化=人為的な二酸化炭素増加」を肯定しているのではないことは御理解いただけると思う。